脳卒中や交通事故の後に

脳卒中や交通事故などで脳を損傷した場合に、記憶力が低下したり、今まで出来ていたはずのことが出来なくなる、言葉が話せなくなる、急に怒りっぽくなるなどの変化が起こる場合があります。

これらの障害を「高次脳機能障害」と言います。


代表的な症状のご紹介


  • 記憶障害

    新しいことを覚えたり、思い出すことが出来ない。
    予定を忘れる・同じことを何度も言う・日付や今いる場所が分からない。

  • 注意障害

    いま必要な事に対して注意・集中することが出来ない。
    すぐ気が散る・何かとミスする・一度にひとつのことしか出来ない。

  • 遂行機能障害

    計画的・効率的に行動、臨機応変な対応が出来ない。
    計画が立てられない・指示がないと動けない・同じ誤りを繰り返す。

  • 社会的行動障害

    行動や感情を状況にあわせてコントロール出来ない。
    突然怒ったり泣いたりする・やる気が出ず何もしない・我慢が出来ない。

  • 失語症

    「話す」「聞く」「読む」「書く」ことが出来ない。
    言いたい言葉が出てこない・相手の話が理解できない・読み書き出来ない。

  • 左半側空間無視

    自分の左側の空間にあるものに気づきにくくなる。
    左側のおかずを食べ残す・身体の左側をぶつける。


ここに記載されている症状は高次脳機能障害のごく一部です。
脳の損傷部位によって様々な症状が組み合わせて出てくることがあります。
高次脳機能障害は外見上からは分かりにくく本人も自分の障害を理解することが難しい場合があります。



<お問い合わせ>

南多摩高次脳機能障害支援センター

〒193-0942
東京都八王子市椚田町583-15
医療法人社団永生会 高次脳機能障害支援事業推進室

  1. 042-666-5882
  2. 042-666-5881
  3. info@m-kojino.com

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